めいしょうれん
     

     
 理事長の挨拶

                                                                (令和6年5月更新)
   
   平素から皆様方には、商店街をご愛顧いただきまして、深く感謝いたしております。名商連を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。

 商店街は、公共的団体として明確に位置づけられ、地域コミュニティの担い手として安心・安全で快適な街づくりを進めるとともに、地域の賑わいを創出する原動力となることが期待されています。こうした市民の負託に応えるため、名商連は環境に優しく歩いて楽しく買い物ができる商店街づくりや地域の歴史・伝統文化を継承するまちづくりを推進していきます。

 ここ数年日本経済に大きな影響を及ぼしてきた新型コロナウイルス感染症の位置づけが令和5年5月8日から「第5類感染症」となり、令和6年度は、まさに、社会全体で経済の再生・発展に本格的に取り組む時期です。商店街はまだまだ厳しい状況にありますが、名商連としても、様々な経済対策を取り込みつつ、個人消費の回復、拡大など、活気のある商店街づくりを積極的に推進していきます。

 プレミアム付き商品券については、令和5年度に引き続き、名商連、名古屋商工会議所、商工会や市内百貨店などで組織する実行委員会と名古屋市の共催で事業を行うこととし、325億円もの商品券を発行することになりました。プレミアム率30%で、紙の商品券「名古屋で買おまい★プレミアム商品券」221億円、電子商品券「金シャチマネー」104億円を発行します。商店街を格段に盛り上げるべく、会員商店街各店舗の参加を促し、セール・イベントの実施などを積極的に支援していきます。



 また、「名古屋市商業者等の地域貢献活動の推進に関する条例」の意義を商店街とその組合員に浸透させ、大型店に地域に貢献する積極的な活動を求め、大型店と商店街などがともに地域のまちづくりを推進するという条例の目的を実現するよう名商連が一丸となって取り組んでいきます。

 なお、な・ご・や商業フェスタ、名古屋まつりフラワーカーパレードや商店街逸品名品テストマーケットなどの商業振興イベントの実施、名古屋「あきない塾21」、事業承継支援事業や大学・学生と地域団体との連携を一層推進し商店街の活性化に努めるとともに、街路灯・防犯カメラの維持管理、商店街こども110番事業や子育て支援事業など安心・安全で快適なまちづくり活動を推進してまいります。

 ロシアのウクライナ侵攻、円安、物価高など、商店街を取り巻く状況は刻一刻と変わります。各商店街での創意工夫をこらした新たな事業の支援など、状況の変化に素早く対応した事業の実施に努め、これまで以上に新たな視点や発想を取り入れつつ、地域コミュティの核としての商店街、地域に寄り添った魅力ある商店街づくりに取り組んでまいります。

 会員及び関係者各位の一層のご理解とご支援をいただきますようよろしくお願いいたします。




              名古屋市商店街振興組合連合会
              理事長  坪 井 明 治

      


  

名古屋市商店街振興組合連合会