めいしょうれん
     

     
 理事長の挨拶

   
 
 平素から皆様方には、商店街をご愛顧いただきまして、深く感謝いたしております。名商連を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。

 商店街は、公共的団体として明確に位置づけられ、地域コミュニティの担い手として安心・安全で快適な街づくりを進めるとともに、地域の賑わいを創出する原動力となることが期待されております。こうした市民の負託に応えるため、名商連は、環境に優しく歩いて楽しく買い物ができる商店街づくりや地域の歴史・伝統文化を継承するまちづくりを推進してまいります。

 一昨年、昨年度と経済全体に大きな影響を与えた新型コロナウイルス感染症については、未だにその収束を見通せませんが、3回目のワクチン接種のほか、人々の行動の変容もあって、必ずや収束に向かうものと期待しています。名商連としては、感染拡大の防止に努めつつ、今後展開される様々な経済対策を商店街に取り込み、商店街の再生・発展を積極的に推進していきます。とりわけ、個人消費の回復、拡大につながる活性化策に取り組んでまいります。

 平成28年度から、名商連、名古屋商工会議所、商工会や市内百貨店などで実行委員会を組織し、消費者に喜んでいただくために商品券を発行してきましたが、そのことが高く評価され、令和4年度は実行委員会と名古屋市が共催でプレミアム率30%のプレミアム付き商品券を218億4千万円発行することとなりました。紙の商品券「名古屋で買おまい★プレミアム商品券」131億4百万円、電子商品券「金シャチマネー」87億3千6百万円の発行により商店街を格段に盛り上げるべく、会員商店街各店舗の参加を促し、セール・イベントの実施などを積極的に支援してまいります。


 また、名商連の悲願でもありました、大規模小売店舗地域貢献ガイドラインよりも実効力のある「名古屋市商業者等の地域貢献活動の推進に関する条例」が令和4年3月に制定されました。条例の意義を商店街とその組合員に浸透させ、大型店に地域に貢献する積極的な活動を求め、大型店と商店街などがともに地域のまちづくりを推進するという条例の目的を実現するよう名商連が一丸となって取り組んでまいります。

 なお、従来から取り組んでおります、な・ご・や商業フェスタ、名古屋まつりフラワーカーパレードや商店街逸品名品テストマーケットなどの商業振興イベントの実施、名古屋「あきない塾21」、事業承継支援事業や大学・学生と地域団体との連携を一層推進し商店街の活性化に努めるとともに、街路灯・防犯カメラの維持管理、商店街こども110番事業や子育て支援事業など安心・安全で快適なまちづくり活動を推進してまいります。

 会員及び関係者各位の一層のご理解とご支援をいただきますようよろしくお願いいたします。







              名古屋市商店街振興組合連合会
              理事長  坪 井 明 治

      


  

名古屋市商店街振興組合連合会